調査カード

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ハブドゥクマ

クンディ(川)沿いの道路。現ナーベーラー食堂から岸本洋平市議の実家に向けたアージマー周辺はハブドゥクマ(ハブが出没する場所)として知られていた。毎年、夏の夜にはハブの捕獲劇があった。夜道を歩いてハブに遭遇すると、持っている懐中電灯をハブに向けるとハブは鎌首を持ち上げたままじーっとしている。その間に「ハブどー、ハブどー」と叫ぶと、その声を聞きつけて人々が手に手に鍬や棒を持って駆けつけた。捕獲したハブはアージマーの真ん中に埋め、そこに木の枝を立てた。そこを踏むとプービサー(足が膨れる)になるといわれた。家で寝ていて、夜中に進入してきたハブに手首を咬まれた中学生もいた。

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