調査カード

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墓地

北部農林高校の北西の方向(東兼久原)の山すそ及び小丘の上に集中して造られている。墓の形態としては亀甲墓、破風墓、掘込墓、平葺墓、箱型墓、家型墓、家型仮墓、寄棟墓、が見られる。戦前はヒカゲヒゴを利用した墓が多かった。亀甲墓や破風墓のような本格的な墓の場合は、部落前方に広がっている海から石を切り取ってきて造った。宇茂佐区には石細工はいなかった。セメント造りの墓は戦後造られるようになった。(参考文献:名護市墓分布形態調査報告書・2屋部地区の墓・1991年3月19日発行・編集・発行 名護博物館)


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ガン屋跡
北農高校の西側敷地内。

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